- MacPorts で必要なソフトをインストール
MacPorts を使って必要なパッケージをインストールします.MacPorts のインストールには Xcode が必要なので,もしまだ入れてなければサーバーのディスクからインストールします.必要なパッケージはpTeX, ghostscript, ImageMagick, OCaml です.具体的に入力するコマンドは
$ sudo port self-update
$ sudo port install pTeX +utf8
$ sudo port install ocaml
$ sudo port install ghostscript
$ sudo port install imagemagick
という感じだったと思います. - texvc のコンパイル
次に,(MediaWikiのインストールディレクトリ)/math/ にある texvc をコンパイルします.その際,そのままコンパイルすると texvcが tex等のパスを得られないので, math/render.ml に記述されているコマンドを部分を絶対パスを含むように編集します.具体的には
let cmd_dvips tmpprefix = "dvips ・・・ let cmd_latex tmpprefix = "latex ・・・ let cmd_convert tmpprefix finalpath = "convert ・・・・ let cmd_dvipng tmpprefix finalpath backcolor = "dvipng ・・・
の4行をlet cmd_dvips tmpprefix = "/opt/local/bin/dvips ・・・ let cmd_latex tmpprefix = "/opt/local/bin/latex ・・・ let cmd_convert tmpprefix finalpath = "/opt/local/bin/convert ・・・・ let cmd_dvipng tmpprefix finalpath backcolor = "/opt/local/bin/dvipng ・・・
のように書き換えます.修正が済んだら make で texvc をコンパイルします. - MediaWikiの設定
最後に LocalSettings.php で
$wgUseTeX = true;
としてTeXを有効にし,imagesディレクトリの読み書きができるようパーミッションを設定して完了です.
2011年5月22日日曜日
Mac OS X Server 上の MediaWiki で TeX を使う設定
MacOS X Snow Lepard Server にインストールした MediaWiki で TeX を有効にする設定に意外と手間取ったので情報をメモしておきます.思い出しながら書いているので漏れがあるかもしれません.
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